2002.9.15


からだにどの程度の負荷を与えるかを運動強度といいます。 ウオーキングでその効果を引き出すポイントは、適度の運動強度で十分な運動量 をこなすことです。正しい知識を持ち、無理なく安全にウオーキングを続けましょう。
最適レベルは「ややきつい」
スポーツとしてのウオーキングは「ややきつい」と感じるくらいが運動強度としては最適レベルです。呼吸が少しはずみ、軽く汗ばむくらいが目安となります。運動強度が弱すぎると十分な運動効果 は得られません。
最低目標は「1日30分以上」
有酸素運動とは、酸素を使って体内の糖分や脂肪を燃焼させエネルギーにかえることです。筋肉、心臓、肺や血流などを活動させる全身運動で、できればこの全身運動を30分以上続けることが理想です。少なくとも1回につき10分は行いましょう。「1回10分づつ、3回」でも効果 が出るといわれています。1日の合計が30分以上を目指してウオーキングしましょう。
無理せず「週3〜5回」
ウオーキングの効果は毎日行う場合と、一日おきの場合での差はほとんどありません。最初は週3回くらいの軽いペースでスタートし、徐々にペースアップしていきましょう。週5回が理想です。無理に毎日行う必要はありません。自分の体調に合わせ、気分が良くない時は無理せず、ウオーキングは中止しましょう。
1日1万1千歩をめざそう
健康のためには1日1万1千歩といわれています。成人が一日に食事から摂取するカロリーは、2500〜3000Kcal。このうち新陳代謝など体が必要としているのは約1500kcalくらいです。残りを仕事や、歩くことで消費しています。この消費カロリーの目安がだいたい1万1千歩になります。
 
 
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